賃貸物件に納戸は必要?メリット・デメリットや使い方をご紹介

賃貸物件に納戸は必要?メリット・デメリットや使い方をご紹介

お引っ越し先を探して物件を比較していると、納戸がある賃貸物件が見受けられる場合もあります。
賃貸物件を選ぶ際、備え付けの納戸は必要な設備なのでしょうか。
そこで今回は、納戸とはなにか、賃貸物件に納戸があるメリットと注意点、納戸の使い方についてご紹介します。

賃貸物件についている納戸とは

納戸の定義は、普段使用しない季節物の衣類や家具などを収納するための部屋です。
一見すると居室にも見えますが、建築基準法に基づく採光のための窓がないなどの理由で居室と表示できないスペースになります。
似たスペースを表す単語にサービスルームがありますが、納戸とサービスルームの間に明確な違いはありません。
間取り上では納戸が「N」、サービスルームが「S」と表記され、窓がなかったり基準を満たす大きさでなかったりするスペースに割り当てられています。
3つの居室とリビングダイニングキッチンにサービスルームがあるのであれば「3SLDK」、納戸にしているのであれば「3LDK+N」と表記されるケースが多いです。

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賃貸物件に納戸があるメリットと注意点とは

納戸のメリットは、多様な物品を収納できることと、日光による影響を軽減できることです。
物品の劣化は日光による曝露でも進行するため、日光にさらしたくないものは納戸に保管するのが適切です。
さらに、居室として利用できない空間を活用できることや、同じ専有面積や部屋数の物件と比較して、家賃が低くなる傾向があることもメリットの一つでしょう。
ただし、納戸は居室ではないため、コンセントがないことがデメリットとして挙げられます。
テレビ端子や電話回線、エアコン用の配管なども備わっておらず、収納スペースとしてではなく部屋として利用したい場合には不便が生じる可能性が高いです。
また、換気が困難であるため、カビや湿気に弱い物品の保管には適していない場合もあります。

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賃貸物件における納戸の使い方

居室として活用可能なスペースが十分にあり、多くの荷物を収納したい場合は、通常の収納スペースとしての使用が適しています。
季節の衣類や布団、飾り付け用の品物や普段使わない製品などを収納するのに便利です。
また、コンセントがありエアコンなどの空調設備が設置可能であれば、子ども部屋としても利用できます。
とくに、小さな子どもがいる場合は、おもちゃなどをそのまま収納することができます。
小さな子どもがいない場合は、趣味の道具を収納したりディスプレイしたりしながら、書斎としても活用することも可能です。

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賃貸物件についている納戸とは

まとめ

賃貸物件における納戸は、居室としての要件を満たせなかったスペースです。
日当たりがほとんどないため、物の収納に向いていますが、ほかにも子ども部屋や書斎として活用できます。
ただし、居室にあるべき設備がない可能性もあるため、納戸の活用を考えている場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
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