一戸建ての賃貸物件が安いのはなぜ?理由や向いている方をご紹介

一戸建ての賃貸物件が安いのはなぜ?理由や向いている方をご紹介

賃貸物件のなかには、マンションのように一室を貸し出すものだけでなく一戸建てを丸々貸しているものもあります。
そのような物件は、貸主の予想よりも安く提供されている場合が多いです。
今回は、一戸建て賃貸物件が安い理由やあまりに安い物件は事故物件の可能性があること、一戸建て賃貸物件に向いている方についてご紹介します。

一戸建て賃貸物件が安い理由

賃貸物件として提供されている一戸建ての多くは、木造住宅です。
木造住宅は鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の建物と比べて建築にかかる費用自体が安く、家賃を引き上げて回収する必要がありません。
また、基本的に新築ではなく中古住宅を貸し出しているため、築年数が古く相場が安い傾向にあります。
さらに、契約を更新すればほぼ永続的に物件を借り続けられる普通借家契約ではなく、定期借家契約にしている物件も多いです。
定期借家契約は家主が一時的に家を空けている場合に結ばれることが多く、契約の期間が決まっており更新できません。
このような理由から、一戸建て賃貸物件の多くは家賃が安いのです。

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あまりに安い一戸建て賃貸物件は事故物件の場合もある

周辺の賃貸物件の相場と比較して極端に家賃が安い場合は、事故物件など何らかの瑕疵が存在するケースもあります。
以前住んでいた方が自殺した、孤独死で遺体の発見が遅れた、火災や殺人など凄惨な事故や事件があった場合などは心理的瑕疵物件とされ、家賃が安くなる場合が多いです。
また、ゴミ屋敷になっていたり、周辺に墓地や火葬場があったりする場合も心理的瑕疵に数えられます。
このような物件は事前に告知してもらえる場合がほとんどですが、なかには告知義務のない物件もあるため疑問に感じたら不動産会社に確認してみましょう。

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一戸建て賃貸物件が向いている方とは

賃貸物件を選ぶにあたって一戸建てが向いているのは、部屋数が必要なファミリー世帯などです。
一戸建てはマンションやアパートと比べて部屋の数が多い傾向にあり、子ども部屋を用意したい場合などに向いています。
また、周囲の騒音が気になる方や自分や子どもが立てる音が響くのが気になる方にもおすすめです。
定期借家契約であれば短期間の契約が可能なため、すぐに引っ越しになる可能性がある場合も向いています。
普通借家契約の場合も一戸建てを購入するよりは身軽なため、転勤の可能性があるなら賃貸物件を選ぶと良いでしょう。

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一戸建て賃貸物件が向いている方とは

まとめ

一戸建て賃貸物件は、建築コストの安さや築年数の関係で家賃も安い場合が多いです。
ただし、相場からあまりにも安い場合は、事故物件をはじめ心理的瑕疵物件の可能性があるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。
ファミリーや転勤などで引っ越しの可能性がある場合は、一戸建て賃貸物件が向いています。
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